提供:HOMINIS
フェルスタッペンに注目のFORMULA1®をはじめ、Moto GP、インディカー・シリーズ...3月開幕!必見のモータースポーツ
2024/2/20(火)
3月は、FORMULA 1®,Moto GPをはじめ、さまざまなモータースポーツが開幕。そして、スカパー!では、2024 FORMULA 1 ®、Moto GP、インディカー・シリーズ2024、FIA 世界耐久選手権(WEC) 2024を開幕戦から生中継する。それぞれの今季の見どころをチェックして、今シーズンのモータースポーツを満喫しよう。
■3連覇中の王者、フェルスタッペンに注目!「2024 FORMULA 1 ®」
世界のトップドライバーたちが世界最速のマシンを操り、世界各国の難関サーキットで激しいバトルを繰り広げる自動車レースの最高峰「FORMULA 1®」。2024年シーズンは2月29日(木)からの開幕戦バーレン(決勝は3月2日(土))をはじめ、第2戦サウジアラビア(3月7日(木)~9日(土))、第3戦オーストラリア(3月22日(金)~24日(日))の開幕ラウンド3戦が控えている。そして、12月の最終戦アブダビまで全24戦が予定されている。
F1の醍醐味(だいごみ)はなんといってもスピードだ。コースの状況や形態によって異なるが、レース中に記録された最高時速は372.6kmで、平均時速は240kmを超えることも。その圧倒的なスピードで繰り広げられるカーブでの追い抜き(オーバーテイク)は圧巻だ。
今年の勢力図は、3連覇中の王者、マックス・フェルスタッペンを擁するレッドブルが断然有利とみられている。それを追うのが、昨シーズンの後半から力を伸ばしたマクラーレン、シーズンを通し安定した走りを見せたメルセデスとフェラーリだ。また、4月には鈴鹿サーキットで第4戦日本が控えており、F1参戦4年目となる日本人ドライバー角田裕毅(アルファタウリ)の躍進にも期待したい。
■ホンダやヤマハの日本勢の巻き返しに期待!「MotoGP」
自動車レースの最高峰は「FORMULA 1®」だが、バイクレースの最高峰に当たるのが「MotoGP」だ。2024年シーズンは、史上最多となる全21戦が開催予定。3月8日(金)~10日(日)のカタールGPで開幕を迎え、11月15日(金)~17日(日)のバレンシアGPが最終戦となる
MotoGP専用に開発されたバイクは、最高時速は約366kmにも達する。コーナリング時のバンク角は最大で70度もあり、コーナーを曲がる際にライダーが膝をこするのは当たり前の光景。マシン同士やマシンとライダーが接触することも多く、世界トップのドライビングテクニックに目を奪われてしまうことだろう。
2年連続でライダー、チーム、コンストラクター部門全てを制し3冠を達成した「Ducati Lenovo Team」が、今シーズンも中心となりそうだ。強さだけでなく、戦い方、勝ち方を知っているフランチェスコ・バニャイアも引き続き在籍し、3年連続3冠は盤石か。また、2024年から新しいコンセッション(優遇措置)の制度が始まり、苦戦が続いているホンダやヤマハといった日本のメーカーの巻き返しにも期待がかかる。
■第6戦からエンジンの仕様が変更となる異例のシーズン「インディカー・シリーズ」
アメリカで独自の発展を遂げたモータースポーツで、100年以上の歴史を誇る「インディカー・シリーズ」。2024シーズンは開幕戦となる「セントピーターズバーグ・グランプリ」が3月10日(日)に開催され、9月の「ナッシュビル・グランプリ」まで全17戦が予定されている。
ロードコースをはじめ、市街地やオーバルなど、インディカーのレースはさまざまなスタイルのコースが特徴的だ。魅力はスピード感と目まぐるしいレース展開。オーバルコースでは最高速度380kmに近い速度領域に到達し、何台ものマシンが抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げる。3台以上のインディカーが、コーナーでタイヤとタイヤが接触しそうなほど横並びに近づきバトルするシーンは見応え抜群だ。
今シーズンは第6戦の「デトロイト・グランプリ」から、新エンジン「ハイブリッドパワーユニット」が採用されることが決定している。そのため、途中でエンジンの仕様が変更されるという異例のシーズンだ。この新たなシステムにいち早く対応できたドライバーとチームが、上位争いを展開することになるだろう。第2の開幕戦ともいえる、第6戦以降の戦い方に注目したい。
■「FIA 世界耐久選手権(WEC)2024」は最上位クラスに計9メーカーが参戦! 王者トヨタにストップをかけるメーカーは?
プロトタイプカーとGTカーが混走して争う、耐久レース「FIA 世界耐久選手権(WEC)」。2024シーズンは3月2日(土)に初開催となるカタールの「カタール1812kmレース」で幕を開け、11月の「バーレーン8時間レース」までの全8戦が予定されている。
各決勝レースの長さは6時間以上とレギュレーションで規定されており、最長は第4戦の「ル・マン24時間レース」だ。ドライバーは基本的に3人登録され、交代しながらチェッカーを目指す。また、レースが長時間に及ぶため、燃料補給やタイヤ交換も繰り返し行われるのが特徴だ。
今季は昨年の3クラスから2クラス制へ変更となり、最上位のハイパーカークラスには既存のトヨタやフェラーリに加え、新たにランボルギーニとBMW、アルピーヌ、イソッタ・フラスキーニの4社が参入。クラスや会場が大きく変更となり、これがシーズンを通してどのような影響を及ぼすのか、チャンピオン争いは見逃せない。
文=宮澤祐介
放送情報
2024 FORMULA 1 ® 開幕戦バーレーン
放送日時:2月29日(木)20:20~
放送チャンネル:フジテレビNEXT
2024 FORMULA 1 ® 第2戦サウジアラビア
放送日時:3月7日(木)22:20~
放送チャンネル:フジテレビNEXT
2024 FORMULA 1 ® 第3戦オーストラリア
放送日時:3月22日(金)10:20~
放送チャンネル:フジテレビNEXT
2024 MotoGP【第1戦カタールGP】
放送日時:3月9日(土)20:30~
放送チャンネル:日テレジータス
インディカー・シリーズ2024 セントピーターズバーグ・グランプリ
放送日時:3月10日(日)25:00~
放送チャンネル:GAORA SPORTS
FIA 世界耐久選手権(WEC) 2024 第1戦
放送日時:3月2日(土)16:30~
放送チャンネル: J SPORTS 3
※放送スケジュールは変更になる場合があります
スカパー!スポーツコラム&インタビュー一覧フェルスタッペンに注目のFORMULA1®をはじめ、Moto GP、インディカー・シリーズ...3月開幕!必見のモータースポーツ
このページをシェアする