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村上佳菜子が語る独自のフィギュア観!間近で見てきた宇野昌磨、羽生結弦らトップスケーターの「芸術性」
2024/11/15(金)
今年も新たなシーズンが幕を開け、熱い戦いが日々繰り広げられているフィギュアスケート界。グランプリシリーズも佳境に差し掛かるなど、日本代表選手たちのグランプリファイナル進出の行方も気になるところだ。
そんなフィギュアスケートをより楽しめるプログラムがテレ朝チャンネル2で放送されている「氷上のプレイリスト ~これが私のフィギュアスケート観~」だ。この番組は、音楽ファンがお気に入りの楽曲をプレイリストで楽しむように、毎回セレクター(選者)として登場するフィギュアスケーター(現役、OB、OG)が、自らの競技観が投影した演技の数々をピックアップし、理由と共に紹介していく。
これまでのセレクターには安藤美姫や荒川静香ら世界の舞台で活躍した一流のトップスケーターから、紀平梨花といった現役選手まで豪華な顔ぶれが並んでいるが、11月23日(土)に放送される最新の#15には村上佳菜子が登場する。
村上といえば、"佳菜子スマイル"と呼ばれた豊かな表情や軽快なスケーティングで世界を魅了し、2014年のソチ五輪をはじめ、数々の国際大会に出場した華々しい経歴の持ち主。多くのファンから愛された選手であり、2017年の競技生活引退後もプロフィギュアスケーターや振り付け師として活躍。また、タレントとしてテレビで見かけることも多く、俳優業への挑戦も含めマルチな才能を発揮してきた。
フィギュアスケートを"演技するスポーツ"と位置づける村上は、今回のプレイリストのテーマにも"ARTIST"を掲げ、芸術性へのこだわりが詰まった全16プログラムを発表していく。
その一つ目として挙げたのが、2009シーズンに披露した自身のショートプログラム(SP)「ネクター・フラメンコ」。世界ジュニア選手権を制するなどターニングポイントとなったというこの演目について、遠征で訪れたフラメンコの本場スペインでのエピソードや、フラメンコ講師と共に作り上げたプログラムであることなど裏側と共に、細部に込められたこだわりや衣装の思い出を明かす。
また、幼い頃から一緒に練習に励んだ弟のような存在で、今年5月に競技者人生にピリオドを打った宇野昌磨の「トゥーランドット」については、かつて荒川静香が滑った曲であるからこその難しさを口にしつつ、宇野昌磨カラーに染め上げたと絶賛。「小さい頃、泣きながら『カナちゃん練習しよう』って言ってた昌磨が...」と弟の成長を感じ取ったそうだ。
プレイリストの中には同い年・羽生結弦の名前も。数々の大舞台で披露した羽生のショパン「バラード第1番」について「ゆづ(羽生)が生み出すスケートとジャンプとスピンと、すべてがこの音楽とマッチしている」と語り、魔法がかかっているような不思議な感覚を覚えると表現した。
このほかにも浅田真央や高橋大輔といった交流のある選手から世界の名選手まで、厳選したプレイリストを作り上げた村上。「(フィギュアスケートは)技術と芸術が混在したスポーツ。その中の芸術の方がとても大好き」と語る彼女らしい珠玉のプログラムの数々には、きっと心奪われてしまうはずだ。
文=HOMINIS編集部
放送情報
氷上のプレイリスト ~これが私のフィギュアスケート観~
#15 村上佳菜子
放送日時:2024年11月23日(土)19:00~
チャンネル:テレ朝チャンネル2
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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