コラム&インタビュー
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トータルテンボス・藤田憲右が日本一奪還に期待!「若い選手とベテランの融合がいい感じで進んできている」

2023/5/22(月)

トータルテンボス・藤田憲右
トータルテンボス・藤田憲右

日本生命セ・パ交流戦2023の開幕が目前となり、チームを鼓舞するためにファンの応援もひと際熱くなっているプロ野球。スカパー!では、「スカパー!プロ野球12球団応援プロジェクト」の各チームの応援団長たちによる応援も力が入っている。

今回は、千葉ロッテマリーンズの応援団長を務めるトータルテンボス・藤田憲右にインタビューを行い、ファンになったきっかけやチームの魅力について語ってもらった。

――ロッテファンになったきっかけは?

「高校を卒業する時に、今はロッテの投手コーチをしている同級生の小野晋吾くんがロッテにドラフト指名されたんです。晋吾くんとは中学の時に隣の地域だったので試合もよく観ていたし、高校で対戦したこともあったので、身近な人がプロ野球選手になるっていうことが初めてのことでしたし、その時たまたま僕も(大学進学で)千葉に行ったので、必然的に同級生の晋吾も応援するし、当時は強くなかったので『強くないチームこそ応援しよう』ということで、ロッテに興味を持つようになり応援するようになりました」

――チームのどんなところに魅力を感じていますか?

「まとまりがすごくいいですよね。バラバラではない感じ。あと、派手さや明るさはないんですけど地味ってわけでもない、職人的なロッテ独自のカラーがあるところですね」

――ファームの注目選手は?

「西川僚祐選手ですね。中学の時からホームランバッターとしてすごくて、鳴り物入りで東海大相模に行って、高校ではすごく活躍したわけではないんですけど、そのままドラフトで指名された選手なんです。千葉出身でもありますし、うまくいけば将来の4番候補のホームランバッターに育ってくれるかなと。ロッテって"右の大砲"ってあまりいなくて、遡ると"和製大砲"の初芝(清)さん、その前だと落合(博満)さんになっちゃうのですが、今は山口(航輝)選手がそうなりつつあるので、山口選手に続くかたちで"右の大砲"として期待しています」

――ファームの魅力は?

「甲子園でそこそこ活躍した選手が多いんですよ。中森(俊介)投手とかも明石商業で『こういうピッチャーでもドラフトで1位じゃないんだ...!』っていうくらいの選手ですし。そんな中で、1軍と2軍の境がそんなにないところが特徴的かな。2軍で活躍した人はすぐに1軍でも活躍できるし、1軍で活躍していた人が2軍に落ちてきてもすぐなじんじゃうし(笑)。観に行くと、角中(勝也)選手がいたり、荻野(貴司)選手が調整していたりして、『お前、早く1軍来いよ!』っていう選手が意外とたくさんいて見応えがありますよ」

――本拠地のZOZOマリンスタジアムの楽しみ方は?

「ZOZOマリンはやっぱり応援ですね!声出し応援がロッテの一番の魅力なので、昨年は開幕戦を観に行ったのですが声出し応援ができなかったので、今年はライトスタンドで歌を歌いながら応援したいですよね。ロッテの応援歌ってメロディアスな曲が多いので、応援していて楽しいんですよ。あとは、球場グルメもおいしい!ホンビノス貝っていう聞いたことない貝の酒蒸しとか、もつ煮丼もおいしいですよ。もちろんロッテリアもありますし(笑)」

――最後に応援団長としてメッセージをお願いします!

「ロッテのファンの方って、チームの勝ち負け以上に、応援するだけでも満足できちゃうんですよ。それくらい楽しいので、皆さんもぜひ球場に行って一緒に応援しましょう!ロッテって短期決戦がめちゃめちゃ強いので、1位でCS行かなくても3位通過で楽しめるところがあって、『3位までに入ればいい』っていう心のゆとりがあるので、そんなところも楽しめますし(笑)。チームとしては、若い選手とベテランの融合がいい感じで進んできていて、荻野選手や中村(奨吾)選手といった円熟味を増しているベテランと佐々木朗希投手、松川虎生捕手などの若い力という年齢層のバランスがすごくいいので、今年は日本一奪還を期待しています」

文=原田健

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