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第97回 全国高等学校ラグビーフットボール大会
HIGH-SCHOOL RUGBY

放送予定

見どころ

12月27日に全国高校ラグビーフットボール大会開幕! 今年は51校が参加

 第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会が12月27日、東大阪市花園ラグビー場/東大阪市多目的球技広場で開かれる。

 同月2日には3回戦までのトーナメント表がリリースされた。年をまたいで1月1日の3回戦終了後は、8強入りしたチーム同士での組み合わせ抽選がある。さらに3日の準々決勝後にも同様の手順が踏まれ、5日の準決勝、8日の決勝戦まで戦いが続く。

 高校ラグビーの「聖地」ともいわれる花園で、各都道府県予選を勝ち抜いた51校の青年が勝負をかける。

2連覇狙う東福岡に組織力際立つ京都成章、選抜Vの桐蔭学園

 2回戦から登場するシードに選ばれたのは全13校。なかでも最有力とされるAシードは3校で、さらにそのなかでも優勝候補の筆頭格とされるのは、前回王者の東福岡(福岡)だ。春の全国高校選抜大会では主力を18歳以下(U18)日本代表に割かれており4強に終わるも、ベストメンバーが揃えばスクラムハーフの隠塚翔太朗、スタンドオフの丸山凛太朗を軸にロングパスによる展開力を披露。来季からパナソニックでプロ選手となる福井翔太主将はナンバーエイトに入り、持ち前の突破力と朗らかさでチームを引っ張る。

 Aシードには他に京都成章(京都)も入った。前年度からのレギュラーが多く並び、春の全国選抜大会では準優勝。組織的な攻めに自信を誇る。京都府大会決勝では、現名称での最後のシーズンを迎える伏見工業・京都工学院(ドラマ『スクール★ウォーズ』のモデル校)を激戦の末に22-14で破っている。修羅場を潜り抜けた実力校がどこまで頂点に迫れるか。

 今年の春の選抜大会を制しているのは、東日本唯一のAシードとなった桐蔭学園(神奈川)。過去10大会で4強以上7回、うち決勝進出は4回と安定した成績を残している。代々、選手同士での映像を見返しながらのミーティングなどを通し、思考力や判断力を醸成。体格で劣る場合も、無形の力で接戦に持ち込むことが多い。

 Aシードに次ぐ10校のBシード勢では、準優勝3回の御所実(奈良)が伝統のモール(ランナーを軸にした塊を押すプレー)などで高校ラグビーファンを魅了。情熱あふれる湯浅大智監督率いる東海大仰星(大阪第2)も2年ぶり5度目の日本一を狙う。

 日本航空石川(石川)は、ストレングス強化の成果もあって昨季はシード校だった國學院栃木(栃木)に抽選勝ち。今季もさらなる躍進を期す。留学生や在留外国人の子弟を揃える目黒学院、過去優勝5回の國學院久我山といった東京勢が、昨今の「西高東低」の流れを打破できるかにも注目が集まる。

初出場は1校 「飛球の旗」を手にするのは?

 日本のスポーツ報道を賑わせる進学校の出場もある。2年連続5回目となる山口(山口)は、最上級生が有名国公立大を目指すなかでの聖地入り。中江洋平監督は昨季、「(同じ学校の)皆が必死こいて勉強しているなか、ラグビー。それがカッコいい」と強調していた。留学生のいる札幌山の手を下して2年ぶりに返り咲いた函館ラサール(南北海道)も、献身的な防御で強豪校撃破を狙う。

 今大会唯一の初出場となるのは昌平(埼玉)。常連だった深谷を県大会で下し、7年ぶり26回目の出場となる八幡工(滋賀)と激突する。

 未来の大器を擁する優勝候補、従来の壁を越えんとする有力校、高校最後の季節に爪痕を残したい1、2回戦の参加校と、ひとつひとつの参加校が別個の価値を宿すのが「花園」の特徴だ。開幕が待たれる。

大会概要

出場校

第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会(通称:花園)は、各都道府県で予選を勝ち抜いた計51校が出場する。 北海道と東京はそれぞれ2チームが、大阪は3チームの代表校が出場して高校日本一を争う。
 1試合のベンチ入り人数は例年どおり25名だが、今年はけがなどの安全対策に配慮されており、30人まで登録可能となっている。

開催地

東大阪市花園ラグビー場内の3つのグラウンドが使われる。準々決勝からはすべて花園ラグビー場 第1グラウンドで試合が行われる。

大会日程

組合せ抽選会 12月2日(土)

  • 1回戦
    12月27日(水)・12月28日(木)
  • 2回戦
    12月30日(土)
  • 3回戦
    1月1日(月・祝)
  • 準々決勝
    1月3日(水)
  • 準決勝
    1月5日(金)
  • 決勝
    1月8日(月・祝)

試合方式

トーナメント方式で優勝チームが決められる。

試合時間は30分ハーフの計60分。試合時間中に勝敗が決まらない場合は、次回戦への出場チームは以下の順で決定する。

  1. トライ数の多いチーム
  2. トライ後のゴール数の多いチーム
  3. 上記で決定できない場合は両チームの主将による抽選

なお、決勝で引き分けとなった場合には両校優勝となる