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みどころ

「B.LEAGUE 2017-18」総括2018/5/31

「B.LEAGUE 2017-18」が閉幕。2代目のBリーグチャンピオンはアルバルク東京

「B.LEAGUE 2017-2018」のチャンピオンに輝いたアルバルク東京
「B.LEAGUE 2017-2018」のチャンピオンに輝いたアルバルク東京

 「B.LEAGUE 2017-18」は、5月25日・26日の両日、横浜アリーナで行われた「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」ファイナルと、B1・B2、ならびにB2・B3入替戦を終えて、2シーズン目の幕を閉じた。B1リーグは昨年の9月29日に開幕。レギュラーシーズン60試合、そしてその後に行われたCHAMPIONSHIPでは熱戦が繰り広げられ、B1・B2総入場者数は250万2931人。これは、昨シーズンの総入場者数223万8359人と比較して+11.8%増となる。ちなみに最多入場者数は、超満員を記録した「B.LEAGUE FINAL 2017-18」の1万2005人だ。
 B1の2017-2018シーズンはB2から西宮と島根が昇格(秋田と仙台が降格)し、東・中・西地区全18チームが覇を競い合った。

シーホース三河はエース比江島慎の活躍で優勝したアルバルク東京と大熱戦を演じた
シーホース三河はエース比江島慎の活躍で優勝したアルバルク東京と大熱戦を演じた

 この中で安定した戦いを見せたのがシーホース三河だ。いまや日本代表のエースとなった比江島慎を中心に、ポイントガードの橋本竜馬、ポイントゲッターの金丸晃輔、そしてオフェンスの要、桜木ジェイアールらが、ほぼシーズンを通して安定したパフォーマンスを発揮した4月1日の三遠ネオフェニックスに勝利したことで、リーグ新記録となる17連勝も達成。三河はリーグ全体でも1位の勝率を残し、CHAMPIONSHIPにコマを進めた。2位争いはレギュラーシーズン終盤まで3チームによって繰り広げられたが、結局名古屋ダイヤモンドドルフィンズが抜けだした。
 西地区は、元日本代表のアシスタントコーチなどを務めた佐々宜央氏を新ヘッドコーチに招聘した琉球ゴールデンキングスが開幕から他を圧倒する力の違いを見せつけ、首位を独走した。琉球はヘッドコーチの他、昨年のファイナルMVP古川孝敏やアイラ・ブラウン、石崎巧などを移籍で獲得。チームを一新してさらにパワーアップを図った。故障のため開幕に間に合わなかった古川がコートに戻ると、さらに安定感を増した戦いぶりを見せ、2位の京都ハンナリーズに8ゲーム差をつけてCHAMPIONSHIP進出を果たした。
 3地区の中で激戦が予想されたのは東地区だ。昨シーズンのファイナルを戦った川崎ブレイブサンダースが東地区に移動。その川崎を破って初代Bリーグチャンピオンとなった栃木ブレックス、天皇杯チャンピオンの千葉ジェッツ、強豪アルバルク東京がつばぜり合いを演じた。その他、サンロッカーズ渋谷、レバンガ北海道を含む6チームの争いは、地区内の順位だけでなく、CHAMPIONSHIPに進出するワイルドカード争いにも直結。当初、A東京、千葉、川崎による首位争いが行われ、結局、千葉が1位、A東京が2位、そして3位に川崎が入った。ワイルドカードの後1枠は栃木が何とか死守。東地区からは千葉、A東京、川崎、栃木の4チームがCHAMPIONSHIPを戦うこととなった。

ファイナル進出をかけた千葉ジェッツと琉球ゴールデンキングスとのセミファイナル
ファイナル進出をかけた千葉ジェッツと琉球ゴールデンキングスとのセミファイナル

 CHAMPIONSHIP準々決勝は上位チームが勝ち抜け、準決勝は中地区1位の三河と東地区2位のA東京、そして東地区1位の千葉と西地区1位の琉球が対戦。準決勝の2カードは2試合で終わることになるが、三河とA東京は2試合ともオーバータームにもつれる大熱戦に。千葉と琉球も互いの持ち味を発揮しあう展開となる、ファイナルに進出したのはA東京と千葉という、東地区の2チームが初のリーグ制覇をかけて横浜アリーナで顔を合わせることとなった。
 ファイナルは一進一退の第1クォーターを終え、第2クォーターから動き始めた。A東京は新たにチームを率いたルカ・パヴィチェビッチヘッドコーチの下、激しいマンツーマンディフェンスを構築してきた。それが機能し、千葉が得意とする速攻を抑える。第3クォーターに入り、千葉は小野龍猛が意地の3ポイントシュートを決めて、5点差に追い詰めるが、その後、A東京は田中大貴、アレックス・カークが確実に加点。再びリードを広げていった。
 終わってみれば、25点ものリードを奪ったA東京が千葉を圧倒。B.LEAGUE 年間優勝チャンピオントロフィーはA東京の正中岳城キャプテンに手渡された。
 翌日に行われたB1・B2入替戦では、B1の富山グラウジーズがB2の熊本ヴォルーズに勝利しB1残留を死守。B2・B3入替戦では、B3の東京八王子トレインズがB2の岩手ビッグブルズを破り、悲願のB2入りを果たした。
 こうして幕を閉じた「B.LEAGUE 2017-2018」シーズン。約3カ月の休養期間を経て、9月7日(金)から9日(日)にかけて行われる「B.LEAGUE EARLY CUP 2018」から戦いの火ぶたが切られることになっている。

情報は5月29日時点
提供:バスケットボールキング