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みどころ

B.LEAGUE発足の経緯

 2014年11月からの約半年間で、日本のバスケット界の未来が決まったのかもしれない。日本のバスケットボール協会は14年11月、国際バスケットボール連盟(FIBA)から資格停止処分を受ける。大きな理由の一つが「NBL」と「bjリーグ」という二つのリーグが並立し、その状態を遅々として解消できなかったことだ。
FIBAは川淵三郎氏をチェアマンとする"タスクフォース"を15年1月末にスタートさせ、その場でリーグの一本化に留まらない、日本バスケ全体の方向性が議論された。
 川淵チェアマンがこだわったのは、ホームアリーナの問題だ。B1(1部)ならば収容人数 5千人以上というハードルが設けられ、ホームゲームの80%以上をそこで開催するという基準も定められた。NBL、bjリーグともに"サラリーキャップ"と言われる年俸の総額制限を導入していたが、B.LEAGUEではこれを撤廃。それと反対に、選手の最低年俸を定める仕組みが導入された。

新リーグ「B.LEAGUE」とは?

 B.LEAGUEは1部リーグ相当のB1・18クラブと、2部リーグ相当のB2の18クラブ、計36クラブから成っているが、B1の18クラブの中には5つの"実業団系"クラブがある。ただ"プロ"としてバスケを主たる事業とする独立した法人を設置することも、B1、B2参加の条件とされた。そして東芝(→川崎)、トヨタ(→A東京)、アイシン(→三河)、日立(→SR渋谷)、三菱電機(→名古屋D)の5社はこれを呑んだ。このような方向性が、川淵チェアマンのイニシアチブとタスクフォースの議論を通して、15年4月頃にはほぼ定まっていた。

 15年4月1日にはジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)が一般社団法人(2016年3月に公益社団法人)としてスタートし、9月には「B.LEAGUE」という通称も発表された。両リーグの合併ではなく、完全な新リーグとしてスタートするという形になっている。

B.LEAGUE

日本代表が集中するのは「旧NBL勢」、熱狂度では「旧bjリーグ勢」が上回る

 現時点で日本代表選手が集中しているのは旧NBL勢だ。昨年のNBLプレーオフを制した川崎(中地区)は、現役の日本代表選手4名を含めた主力を全員残留させている。社員扱いだった契約も、全員がプロに切り替わり、午前中の出社も無くなった。

 積極的な補強をしているのが栃木とA東京(いずれも東地区)だ。川崎、栃木、A東京に過去10年で優勝4回、準優勝3回という戦績を残している三河(西地区)を含めた4チームがレギュラーシーズン、チャンピオンシップの優勝候補だろう。

 栃木は旧JBLを初めて制したプロチーム。B.LEAGUEの発足に先んじて地域密着に成功しており、NBLでも最高レベルの観客動員を誇っていた。
A東京は昨季のレギュラーシーズンで勝率1位という好成績を残した。現在34歳の青年ヘッドコーチ・伊藤拓摩は今季も指揮を執る。トヨタ自動車と三井物産系が出資した新運営法人が発足して経営面も大きく転換。大企業が"本気"でバスケ事業に取り組むことになる。
加えて彼らの"国際性"も興味深いポイントだ。伊藤大司(伊藤HCの実弟)や松井啓十郎など日本人選手ながら高校、大学と渡米してバスケを学んだ選手もはおり、日本人を含めても全選手の3分の2近くが英語でコミュニケーション可能。コーチ陣、スタッフもバイリンガルが多く、外国人選手にとってはプレーのしやすい環境だろう。

 アリーナの熱気、ブースターの数で上回りそうなのは旧bjリーグ勢かもしれない。琉球(西地区)、秋田(東地区)は経営的にも実力的にもbjを引っ張る存在だった。こういった地域密着の"叩き上げ"が躍進してこそ、プロ化の意義もある。こちらの飛躍にも期待したい。

注目選手

田臥勇太(栃木)
TABUSE YUTA

田臥勇太

身長は173cmと小柄で、年齢も間もなく36歳を迎えるポイントガード。しかし日本代表の中心選手として、B.LEAGUEの象徴的存在として、今なお目の離せない存在だ。

彼を全国区にしたのは秋田県立能代工業高校時代の活躍だろう。彼は1年夏から合わせて"9冠"を達成している。夏の高校総体、秋の国体、冬のウィンターカップと取り得る全国タイトル3つを、3年間取り続けたのだ。東北大会で仙台高に喫した一敗はあったが、全国大会では一度も敗れないまま能代工を卒業したということになる。90年代に週刊少年ジャンプで連載された『SLUM DUNK』による認知度の高まりと、田臥を筆頭にする能代工業の活躍で、高校バスケが空前の人気を博していた時代だ。

高校卒業後は日本の実業団、大学を選ばず、NCAA2部のブリガムヤング大学ハワイ校に進学。02年からトヨタ(現アルバルク東京)で1シーズンプレーしたのち、再び渡米して独立リーグ、NBDL(NBAに次ぐリーグ)で挑戦を続けた。04年には4試合ながらフェニックス・サンズでのプレーも果たしており、現時点で唯一のNBAを経験した日本人が彼だ。

08年以降は栃木ブレックスに所属している。高校時代は驚異的な個人技で日本中を沸かせた彼だが、今は周りを活かし、チーム全体を動かすいぶし銀の渋さも見せている。日本バスケのレジェンドと言ったら、やはりこの男ということになるのだろう。

比江島慎(三河)
HIEJIMA MAKOTO

比江島慎(三河)

8月に26歳を迎えた日本代表の新エースだ。15年のFIBAアジア選手権では18年ぶりとなる4強入りと、世界最終予選進出に大きく貢献している。

洛南高、青山学院大でそれぞれ全国制覇を果たしており、誰もが認めるエリートコースを歩んできた。シーホースでも初年度から新人王に輝くなど、順調なステップアップを見せている。
ポジションはガードで、1対1で"勝負"できるところが何といっても彼の魅力だろう。ゴール下に切れ込み、ボールを運ぶドライブとジャンプシュートは国際試合でも間違いなく通用していた部分だ。一方でヨーロッパの強豪と対峙した世界最終予選では「冷静さを欠いて、ガツガツ行ってミスというのがあった」と本人も振り返る課題が出た。

B.LEAGUEと代表で経験を積み、コート内を観察して周りも生かすという大人の冷静さが身に付けば、2020年の東京五輪を迎える頃には渡邊雄太(現ジョージワシントン大)とともに日本代表の要となっているだろう。

竹内公輔(栃木)・譲次(A東京)
TAKEUCHI KOSUKE・JOJI

竹内公輔(栃木)・譲次(A東京)

兄・公輔は206㎝、弟・譲次が207㎝。決して大柄な民族ではない日本人の中に、このような逸材が、しかも双子として生まれたことはちょっとした奇跡だろう。

二人は揃って京都・洛南高に進学すると、02年のウィンターカップではチームを初優勝に導く活躍。04年に大学2年で日本代表に召集され、06年に日本で開催された世界選手権にも出場している。

二人は体格に恵まれたパワフルなタイプでありながら、動きの鈍さがなく、広いプレーエリアでしっかり動ける。反転してマークを剥がす、上手く身体を入れる"スクリーン"で味方のスペースを作るといった動きも強みで、JBLやNBL時代から外国人選手に見劣りは全くなかった。何よりゴールはもちろん、リバウンド、ブロックショットとバスケの"華"と言えるプレーで頼りになる存在だ。

二人の所属チームは大学入学から分かれ、日本代表を別にすると、述べ15シーズンに渡って別々のチームでプレーしている。

 公輔は慶應義塾大からアイシンシーホース(現シーホース三河)入りし、08-09シーズン、09-10シーズンと2年連続でレギュラーシーズンのMVPを獲得した。その後は11年からはトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)、14年からは広島ドラゴンフライズでプレー。ただケガなどもあって、タイトルからはしばらく遠ざかっている。公輔は今季からは栃木ブレックス入りが決まり、田臥勇太とチームメイトとなることが決まるとともに、ライアン・ロシターらと強力なインサイド陣を構成することになった。 譲次は東海大を卒業後、10シーズンに渡って日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)でプレーをしていた。今季からは心機一転、アルバルク東京に移籍し、やはり優勝を狙う強力なタレント軍団の一員となった。B.LEAGUEの各クラブはセンター、パワーフォワードといった"インサイド"のポジションを外国人選手に依存するケースが多い。A東京がディアンテ・ギャレットというNBA経験のある "アウトサイド"の選手と契約したのは、譲次の存在があるからだろう。

ニック・ファジーカス(川崎)
NICK FAZEKAS

ニック・ファジーカス

旧NBLの"最強外国人選手"はおそらく彼だった。NBAダラス・マーベリックスやLAクリッパーズでプレーした後、ベルギーやフランス、フィリピンなど各国のプロリーグを経て12年に初来日。東芝では4シーズンで2回のNBLファイナル制覇に貢献しており、初年度からいきなり得点王に輝いた。昨季も得点ランキングは2位で、リバウンド数はダントツの1位と、ゴール下の支配力は傑出している。
ファジーカスは210㎝・111㎏という体格を持ちつつ基本に忠実で、荒っぽいプレーは少ない。ただボール扱い、シュートといったスキルの高さを持ち、ゴールから遠ざかっても持ち味が消えないところに彼の凄さはある。昨季のNBLでは37%という高率で3ポイントシュートも決めている。大型でパワフル、なおかつ技巧派となれば、止めることは困難だ。
新リーグは発足したものの、Jリーグ開幕直後のような「超大物が次々に来日する」という現象は起こっていない。滞日5年目を迎えるこの31歳は、今季もB.LEAGUEを引っ張る存在になるのではないだろうか?

大会フォーマット

36チームが参加。B1とB2の二つのカテゴリに分かれてリーグ戦を戦う

自地区6回戦総当たり+6試合(任意に選ばれる自地区内の他の3クラブと2回戦)
+他地区2回戦総当たり(合計60試合)

B1リーグ

西地区 中地区 東地区
シーホース三河
サンロッカーズ渋谷
レバンガ北海道
名古屋ドルフィンズ
川崎ブレイブサンダース
仙台89ERS
滋賀レイクスターズ
横浜ビー・コルセアーズ
秋田ノーザンハピネッツ
京都ハンナリーズ
新潟アルビレックスBB
栃木ブレックス
大阪エヴェッサ
富山グラウジーズ
千葉ジェッツ
琉球ゴールデンキングス
三遠ネオフェニックス
アルバルク東京
・各地区上位2チーム
・3位以下の中の上位2チーム
(ワイルドカード)
チャンピオンシップ出場
下位4チーム
B1残留プレーオフへ

B2リーグ

西地区 中地区 東地区
島根スサノオマジック
東京エクセレンス
青森ワッツ
広島ドラゴンフライズ
アースフレンズ東京Z
岩手ビッグブルズ
香川ファイブアローズ
信州ブレイブウォリアーズ
山形ワイヴァンズ
愛媛オレンジバイキングス
Fイーグルス名古屋
福島ファイヤーボンズ
熊本ヴォルターズ
西宮ストークス
茨城ロボッツ
鹿児島レブナイズ
バンビシャス奈良
群馬クレインサンダース
・各地区上位2チーム
・3位以下の中の上位2チーム
 (ワイルドカード)
B2プレーオフへ

チャンピオンシップ

チャンピオンシップ

B1残留プレーオフ

B1残留プレーオフ

B2プレーオフ

B2プレーオフ

B1・B2入れ替え戦

B1・B2入れ替え戦